お勉強の回 ~税理士へのいばら道~ 第128回:証ひょうからの記帳(5)
税理士資格取得にむけた、簿記3級のお勉強記録。
128回目の本日は【証ひょうからの記帳】の5回目。
今回は「当座勘定照合表からの読み取り」について学びます。
①当座勘定照合表からの読み取り
例)銀行のインターネットバンキングサービスから当座勘定照合表(入出金明細)を
参照したところ、以下のとおりであった。11月5日と11月8日の取引を仕訳する。
なお、○○商事(株)および✖✖商事(株)はそれぞれ△△商事(株)の商品取引
先で、商品売買はすべて掛けとしている。
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|△△商事(株) 当座勘定照合表 ✖✖年✖✖月✖✖日|
|取引日| 摘要 |①お支払い金額|④お預かり金額|取引残高|
|11/5 |振込 ○○商事② | 100000 | | ××××|
|11/5 | 振込手数料③ | 1000 | | ××××|
|11/8 |振込 ✖✖商事⑤ | | 150000 | ××××|
(1)11月5日の仕訳
①お支払い金額(100,000円+1,000円=101,000円)→当座預金(資産)の減少
②○○商事(株)は△△商事(株)の取引先で商品売買取引はすべて掛けとし
ている&○○商事(株)に代金を支払っている→○○商事に対する買掛金の決
済→買掛金(負債)の減少。
③振込手数料→支払手数料(費用)で処理
仕訳 : (買掛金) 100000 (当座預金)101000
(支払手数料)1000
(2)11月8日の仕訳
①お預かり金額→当座預金(資産)の増加
②✖✖商事(株)は△△商事(株)の取引先で商品売買取引はすべて掛けとし
ている&✖✖商事(株)から代金を受け取っている→✖✖商事(株)に対する
ということで、本日はここまで。
次回は「賃貸取引についての証ひょうからの記帳」を学びます。
ご一読を頂きまして、有り難うございました。
ご縁がありましたら、どうぞまたお越しくださいませ。