学習記録 〜ネットワーク基礎 ポート番号/NAT/NAPT〜

IT(ネットワーク)の学習記録。

 

・ポート番号

 TCP/IP通信において、コンピュータが通信に使用するプログラムを識別する為の番号。大きく3つに分類することができる。

 (1)ウェルノウンポート番号「0〜1023」

 (2)レジストレイテッドポート番号「1024〜49151」

 (3)プライベートポート番号「49152〜65535」

  (1)ウェルノウンポート「0〜1023」

     全てのポート番号にプログラムが割り当てられている

     →(なぜ)→

     サーバーのどのプログラムにパケットを届ければ良いかは、

     IPアドレスだけではわからない為。

     例)http: → サーバの80番ポートへ届く

       https: → サーバの443番ポートへ届く

       ssh: → サーバの22番ポートへ届く

     ・MACアドレス → OSI参照モデル第2層

     ・IPアドレス → OSI参照モデル第3層(≒相手の住所)

     ・ポート番号 → OSI参照モデル第3層

             (コンピュータの中で動いているプログラムの番号)

 

・NATとNAPT

 ・NAT(Network Address Translation) → IPアドレスを変換する技術

  グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを紐づけて変換する。

  グローバルIPアドレス → インターネット経由でアクセス出来るIPアドレス

  プライベートIPアドレス → インターネット経由ではアクセス出来ないIPアドレス

  NATではグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを1対1で変換する

  ≒複数のプライベートIPアドレスを1つのグローバルIPアドレスに紐付けることはで

  きない

 ・NAPT(Network Address and Port Translation) → IPアドレスを変換する技術

   1つのグローバルIPアドレスと複数のプライベートIPアドレスを紐づけて変換する。

  例)192.80.0.2:29999

   「:クライアントのポート番号」を付加しグローバルIPアドレスを差別化する。