お勉強の回 ~税理士へのいばら道     第九回:商品売買と仕訳を学ぶ(後編①)~

夜勤明けで息子君と鎌倉ドライブして八幡宮へお参りしてきました。

こんばんは、当たり前にへろへろなsantia5です。

JRを眺めてカフェでお茶して、息子君が楽しそうだったのでよしとしましょう。

 

今回はお勉強会の第9回目【商品売買と仕訳(後編①)】です。

現金支払い・掛け(後日支払・クレジット)取引での仕訳を学んできましたが、

今回は売買の後に返品が発生した際の仕訳を学んで行きたいと思います。

 

 

①返品とその仕訳

 品違い等を理由に商品を仕入先に戻したり(仕入戻し)、

 得意先から戻ってきたり(売上戻り)することを、「返品」といいます。

 ①-1:仕入戻しの仕訳

    仕入れた商品を返品した際は、計上した仕入(費用)を取り消し、その取り消

    した代金は買掛金と相殺します。

    例)商品Aを1,500円分仕入れ、300円分を返品した

            借方             貸方     .

      ○/○ 仕入 1500 | ○/○ 買掛金 1,500

         ↓  ↓  ↓    ↓  ↓  ↓

            借方             貸方     .

      ○/○ 買掛金 300  | ○/○   仕入  300

 ①-2:売上戻りの仕訳

    売り上げた商品が返品された際は、計上した売上(収益)を取り消し、その取

    り消した代金は売掛金と相殺します。

    例)商品Bが1,500円分売り上がったが、400円分が返品された

           借方             貸方     .

      ○/○ 売掛金 1500 | ○/○ 売上 1,500

         ↓  ↓  ↓    ↓  ↓  ↓

            借方               貸方     .

      ○/○ 売上 400  | ○/○   売掛金  400

 

 

という事で、へろへろなので今回はここまででございます。

次回は【商品売買と仕訳(後編②)】です。

商取引の際に発生する諸費用の仕訳「諸掛り」について学んでいきたいと思います。

 

ご一読をいただきました皆様、どうもありがとうございました。

ご縁がございましたら、またどうぞお越しくださいませ。