お勉強の回　～税理士へのいばら道～　第七十六回：伝票の推定問題（２）

お勉強の記録 簿記3級

税理士資格取得にむけた、簿記3級のお勉強記録。

 

76回目の本日は【伝票の推定問題】の2回目でございます。

前回記事の問題例より、得意先元帳からの推定を行っていきます。

 

①得意先元帳からの推定

　※3月1日に作成された各伝票・各関連元帳に基づいて仕訳日計表を完成させます。

　　　　　入金伝票　No.101　売掛金（Ａ社）　30000

　　　　　　　　　　No.102　受取手形　　　　50000

　　　　　出金伝票　No.201　買掛金（甲社）（　　　）

　　　　　　　　　　No.202　支払手形　　　　40000

　　　　　振替伝票　No.301　仕入　　　　　　20000

　　　　　　　　　　　　　　 買掛金（甲社）　20000

　　　　　　　　　　No.302　仕入　　　　　（　　　）

　　　　　　　　　　　　　　 買掛金（乙社）（　　　）

　　　　　　　　　　No.303　買掛金（甲社）（　　　）

　　　　　　　　　　　　　　 仕入　　　　　（　　　）

　　　　　　　　　　No.304　売掛金（Ａ社）（　　　）

　　　　　　　　　　　　　　 売上　　　　　（　　　）

　　　　　　　　　　No.305　売掛金（Ｂ社）　60000

　　　　　　　　　　　　　　 売上　　　　　　60000

　　　　　　　　　　No.306　売上　　　　　（　　　）

　　　　　　　　　　　　　　 売掛金（Ｂ社）（　　　）

　　　　　　　　　　No.307　受取手形　　　（　　　）

　　　　　　　　　　　　　　 売掛金（Ａ社）（　　　）

　　　　　　　　　　No.308　買掛金（乙社）　15000

　　　　　　　　　　　　　　 支払手形　　　　15000

　　　　　　　　　　　　　　　　　得意先元帳

　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ａ　社　　　　　　　　　　　　　　　　　　.

｜　日付　｜　摘　　要　｜仕　丁｜　借　方　｜　貸　方　｜借／貸｜　残　高　｜

｜３月１日｜　前月繰越　｜　〆　｜　90000 　｜　　　　　｜　借　｜　90000 　｜

｜　〃〃　｜　入金伝票　｜省　略｜　　　　　｜（　１　）｜　借　｜（　２　）｜

｜　〃〃　｜　振替伝票　｜省　略｜（　３　）｜　　　　　｜　借　｜　130000   ｜

｜　〃〃　｜　　〃〃　　｜省　略｜　　　　　｜（　４　）｜　借　｜　120000   ｜

　　　　　　　　　　　　　　　　　得意先元帳

　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｂ　社　　　　　　　　　　　　　　　　　　.

｜　日付　｜　摘　　要　｜仕　丁｜　借　方　｜　貸　方　｜借／貸｜　残　高　｜

｜３月１日｜　前月繰越　｜　〆　｜　40000 　｜　　　　　｜　借　｜　40000 　｜

｜　〃〃　｜　振替伝票　｜省　略｜　60000 　｜　　　　　｜　借　｜　100000   ｜

｜　〃〃　｜　　〃〃　　｜省　略｜　　　　　｜（　５　）｜　借　｜　98000 　｜

Ａ社

　（１）入金伝票No.101より二段目の貸方に30000と記入する

　（２）繰越残高90000から貸方30000を引き二段目の残高に60000と記入する

　（３）三段目残高130000から二段目残高60000を引き三段目借方に70000と記入する

　　　　→Ａ社借方のため、No.304へ転記する

　（４）三段目残高130000から四段目残高120000を引き四段目貸方に10000と記入する

　　　　→Ａ社貸方のため、No.307へ転記する

Ｂ社

　（５）二段目残高100000から三段目残高98000を引き三段目貸方に2000と記入する

　　　　→Ｂ社貸方のため、No.306へ転記する

 

 

ということで、本日はここまで。

次回は仕入先元帳からの推定を行います。

 

ご一読を頂きまして、有り難うございました。