お勉強の回 ~税理士へのいばら道~ 第五十二回:帳簿(10)補助簿より売上帳
こんばんは、santia5です。
本日は税理士資格取得にむけたお勉強記録。
52回目の今回は補助簿より【売上帳】でございます。
①売上帳とは
売上帳とは、商品の売り上げに関する明細を記録する補助簿のことをいいます。
項目や手順・ルールは前回学んだ「仕入帳」と共通する点が多くあります。
②売上帳の項目例
売 上 帳 .
日付欄 | 摘 要 | 内 訳 | 金 額
③売上帳の記入手順・ルール
(1)日付欄には取引日付を記入します。
(2)摘要欄には得意先・商品名・数量・単価・支払条件などを記入します。
(3)金額欄には売り上げた商品の金額を記入します。
(4)複数の商品を売り上げたときには、内訳欄に商品ごとの金額を記入し、金額欄
に合計金額を記入します。
(5)返品は赤字で記入します。
(6)月末になったら、当月の総売上高を計算します。総売上高は返品高を差し引く
前の金額となります。
(7)当月の返品高を赤字で記入します。
(8)総売上高から返品高を差し引いて、当月の純売上高を計算します。
④記入手順・ルールに基づいた売上帳の記入例
売 上 帳 .
日付欄 | 摘 要 | 内 訳 | 金 額
7/5 | B社 現金 | |
|ストロー 50箱 @100円 | | 5000
7/15 | D社 掛け | |
|フォーク 30本 @200円 | 6000 |
|ティーカップ 40個 @500円 | 20000 | 26000
7/25 | D社 掛け返品 | |
| | | .
7/31 | 総売上高 | | 31000
7/31 | 返品高 | | 2500
| 純売上高 | | 28500
という事で、本日はここまででございます。
次回は補助簿より「受取手形記入帳」について学んでまいります。
ご一読を頂きまして、有り難うございました。
ご縁がございましたら、どうぞまたお越し下さいませ。