お勉強の回 ~税理士へのいばら道     第二十三回:電子記録債権・債務(前編)~

夜勤明けのHIITはキツイ・・・。

こんばんは、sanntia5です。

タバタ式っていうかバタバタ式・・・。

 

 

さて今回は、お勉強回の23回目【電子記録債権・債務】の前編でございます。

それって何ぞやというところから学んでいきましょう。

電子記録債権・債務とは

 電子記録債権・債務とは、手形の問題点を克服する新しいタイプの金銭債権です。

 ※手形の問題点(リスク)とは?

  ・紛失等のリスクがある。

  ・手形振り出しの事務処理に手間がかかる。

  ・印紙を添付しなければならないので、印紙代がかかる。

 電子記録債権・債務はペーパーレスなので紛失等のリスクがなく、事務処理の手間を

 大幅に省くことができます。また印紙の添付も不要なため、近年では手形に代わる決

 済手段として普及しているそうです。

 電子記録債権・債務は、電子債権記録期間が管理する記録原簿(登記簿の様なもの)

 に必要事項を登録するということによって権利が発生します。

 電子記録債権・債務の発生方式

  (1)債務者請求方式

     債務者側(買掛金がある側)が発生記録の請求を行うことによって、電子記

     録債権が発生する方式。

  (2)債権者請求方式

     債権者側(売掛金がある側)が発生記録の請求を行うことによって、電子記

     録債権が発生する方式。この場合には、一定期間内に債務者の承諾が必要。

 

 

という事で、今回はここまででございます。

次回はこの電子記録債権・債務について発生の流れと仕訳について学んでまいります。

 

ご一読を頂きまして、有り難うございました。

ご縁がございましたら、どうぞまたお越しくださいませ。