お勉強の回 ~税理士へのいばら道~ 第四十四回:帳簿(2)主要簿より「仕訳帳」

こんばんは、santia5です。

 

さて本日は、税理士資格取得にむけた簿記3級のお勉強記録。

今回のお勉強は「仕訳帳の記入」でございます。

これまで学んできた様々な仕訳を、仕訳帳に記入していくルール・書式について学んで

まいりましょう。

 

①仕訳帳とは

 仕訳帳とは、取引が発生した都度その内容を記入するもので、日付順にすべての取引

 内容を記入していきます。

②仕訳帳の項目例

                  仕訳帳                  .

 日付欄 |   摘   要   | 元  丁 |  借  方  |  貸  方  

③仕訳帳の記入手順・ルール

 (1)日付欄には、取引が発生した日付を記入します。

 (2)摘要欄には、勘定科目を記入する。左側が借方の勘定科目、右側が貸方の勘定

    科目です。

 (3)勘定科目の下に、取引の概要をメモします。

 (4)同じ側に勘定科目が複数ある場合には、複数の勘定科目の上に「諸口」と記入

    します。

 (5)元丁欄には、転記先の総勘定元帳の番号(「元丁欄と仕丁欄の記入」で解説)

    を記入します。

 (6)金額欄には、仕訳の金額を借方と貸方に分けて記入します。

④記入手順・ルールに基づいた仕訳帳記入例

                  仕訳帳                   1.

 日付欄 |   摘   要   | 元  丁 |  借  方  |  貸  方  

 〇/〇 |(現金)       |  1  |    30000     |

     |     (当座預金)|  2  |        |    30000

     |  当座預金口座から引出  |   |        |

 〇/〇 |(仕入)   諸口  | xx |       15000     |

     |      (現金) |  1  |        |     5000

     |       (買掛金)  | yy |        |    10000

     |    X社より仕入    |   |        |

※このように記入した仕訳帳の内容を、総勘定元帳へ転記していくことになります。

 

 

ということで、本日はここまででございます。

次回は本日の内容を踏まえて「総勘定元帳の記入」を学んでまいります。

 

ご一読を頂きまして、有り難うございました。

ご縁がございましたら、どうぞまたお越しくださいませ。