お勉強の回 ~税理士へのいばら道~ 第四十三回:帳簿(1)主要簿と補助簿
息子とカフェに行くと、コーヒーゼリーしか頼ませてもらえません。
こんばんは、2歳の息子に選択の権利を奪われたsantia5です。
席に着くなり「パパはコレ!」・・・なんか嬉しそうなので抗えません(笑)
さて本日は、税理士資格取得にむけた簿記3級のお勉強記録。
今回からは帳簿についての知識を学んでまいりますが、
43回目の今日は【主要簿と補助簿】でございます。
簿記で使用する帳簿の種類についての概要を学んでいきたいと思います。
①帳簿とは
企業(個人商店)が経済活動を行う中で取引が発生した際に、その取引の詳細を記録
していくものが帳簿となります。その帳簿には、主要簿と補助簿があります。
②主要簿とは
主要簿とは、会社法によって作成が義務付けられている、日々の取引の全てを記録す
る帳簿のことをいいます。
その主要簿には、「仕訳帳」と「総勘定元帳」があります。
③補助簿とは
補助簿とは、特定の取引や勘定についての明細を記録する帳簿で、必要に応じて作成
します。
補助簿はさらに、特定の取引の明細を記録する「補助記入帳」と、特定の勘定につい
て項目別に記録する「補助元帳」に分けられます。補助記入帳ならびに補助元帳の種
類には、以下のようなものがあります。
③ー1:補助記入帳各種
・現金出納帳:現金の入金と出金の明細を記録する補助簿
・当座預金出納帳:当座預金の預け入れと引き出しの明細を記録する補助簿
・小口現金出納帳:小口係が小口現金の管理をするための補助簿
・売上帳:商品の売り上げに関する明細を記録する補助簿
・支払手形記入帳:支払手形に関する明細を記録する補助簿
③ー2:補助元帳各種
・買掛金元帳:仕入先別に買掛金の状況を記録する補助簿
・商品有高帳:商品の種類毎に、商品の受け入れや払い出しの都度「数量」
「単価」「金額」を記録して在庫を明らかにする為の補助簿
・固定資産台帳:所有する固定資産の状況を管理するために作成する補助簿
ということで、本日はここまででございます。
次回は主要簿より「仕訳帳」について学んでまいります。
ご一読を頂きまして、有り難うございました。
ご縁がございましたら、どうぞまたお越しくださいませ。