お勉強の回 ~税理士へのいばら道~ 第四十五回:帳簿(3)主要簿より「総勘定元帳」

こんばんは、santia5です。

 

税理士資格取得にむけた簿記3級のお勉強記録、

本日はその46回目【総勘定元帳】でございます。

 

①総勘定元帳とは

 総勘定元帳とは、勘定科目ごとにすべての取引金額を記入する帳簿です。

 仕訳帳に仕訳された取引内容を転記することによって作成します。

②総勘定元帳の項目例

                 総勘定元帳                 .

日付欄|摘   要|仕 丁|借  方| |日付欄|摘   要|仕 丁|貸  方

 ③総勘定元帳の記入手順・ルール

 (1)仕訳の借方科目は該当する勘定の借方に記入します。

    (借方・現金とされる仕訳ならば、現金勘定の借方に記入します)

 (2)仕訳の貸方科目は該当する勘定の貸方に記入します。

    (貸方・現金とされる仕訳ならば、現金勘定の貸方に記入します)

 (3)日付欄には取引が発生した日付を記入します。

 (4)摘要欄には、仕訳の相手科目を記入します。

 (5)仕丁欄には転記元の仕訳帳の番号(「元丁欄と仕丁欄の記入」で解説)を記入

    します。

 (6)借方欄には仕訳の借方の金額を、貸方欄には仕訳の貸方の金額を記入します。

 (7)仕訳の相手科目が複数のときは、摘要欄には諸口と記入します。

④記入手順・ルールに基づいた総勘定元帳記入例

                 総勘定元帳

                 現   金                  1.

〇〇年|摘   要|仕 丁|借  方| |〇〇年|摘   要|仕 丁|貸  方

4/1|  当座預金  | 1  |   30000  | |4/1|     |   |

   |     |   |    | |4/2| 仕 入 |  1  | 5000

                 当座 預金                  2.

〇〇年|摘   要|仕 丁|借  方| |〇〇年|摘   要|仕 丁|貸  方

   |     |   |    | |4/1|  当座預金  |  1  |  30000

                 買 掛 金                xx.

〇〇年|摘   要|仕 丁|借  方| |〇〇年|摘   要|仕 丁|貸  方

   |     |   |    | |4/2| 仕 入 |  1  |  10000

                 仕   入                yy.

〇〇年|摘   要|仕 丁|借  方| |〇〇年|摘   要|仕 丁|貸  方

4/2| 諸 口 |  1  |  15000   | |     |     |   |

 

 

ということで、本日はここまででございます。

次回は仕訳帳・総勘定元帳に登場した「元丁欄と仕丁欄」の記入についてと、略式の総

勘定元帳について学んでまいります。

 

ご一読を頂きまして、有り難うございました。

ご縁がございましたら、どうぞまたお越しくださいませ。