お勉強の回 ~税理士へのいばら道~ 第六十一回:帳簿(17)補助簿より固定資産台帳(概要)

こんばんは、santia5です。

 

税理士資格取得にむけた簿記3級のお勉強記録。

61回目の本日は【固定資産台帳】でございます。

詳しい内容は決算手続きを学ぶ中で触れていきますので、今回は概要となります。

 

①固定資産台帳とは

 固定資産台帳とは、所有する固定資産の状況を管理する補助簿のことをいいます。

②固定資産台帳の記載例と手順

                固定資産台帳           .

 取 得 日 | 名 称 |期末数量| 償却方法 | 耐用年数 |~

  ○年○月○日| 備品A |   2    |   定額法   |  5年  |~

  ○年○月○日| 備品B |   4    |   定額法   |  8年  |~

                                       .

取得原価|期首原価償却累計額|差引期首帳簿価額|当期原価償却費|期末帳簿価額

   400000|    80000   |    320000   |   80000  |   240000

 1200000|    75000   |  1125000   |    150000  |   975000

(1)取得原価は購入代価に付随費用を加算した金額で記入します。

(2)期首における減価償却累計額を記入します。

(3)期首における帳簿価額(取得原価-期首原価償却累計額)を記入します。

(4)当期の減価償却費(取得原価÷耐用年数)を記入します。

(5)期末における帳簿価額(差引期首帳簿価額-当期原価償却費)を記入します。

 

 

という事で、本日はここまででございます。

次回は「仕分と補助簿」の関係について学んでまいります。

 

ご一読を頂きまして有り難うございました。

ご縁がありましたら、どうぞまたお越し下さいませ。