お勉強の回 ~税理士へのいばら道~ 第125回:証ひょうからの記帳(2)

税理士資格取得に向けた、簿記3級のお勉強記録。

 

125回目の本日は【証ひょうからの記帳】の2回目となります。

今回は備品の購入について、具体例に基づいて学びます。

 

①証ひょうとは

 取引は、取引の事実を表す書類にもとづいて帳簿に記録しなければなりません。この

 取引の事実を表す書類を、証ひょうといいます。

 証ひょうには、納品書・請求書・領収書(控え)などの書類のほか、相手方に渡した

 小切手や手形の控え、通帳・振込依頼書などがあります。

 ②証ひょうからの記帳

 例2)備品の購入

    事務作業に使用する物品を購入し、品物とともに以下の請求書を受け取り、代

    金は後日支払う。

                 請求書

    ○○商事御中                   ○○社  

    |     品物      | 数量 | 単価 | 金額  |

    |  デスクトップPC   |  1 |   320000|①320000|

    |プリンター用紙(500枚)| 10 |  500 |②5000  |

    |  セッティング代    |  1 |   3000 |①3000  |

                       | 合計 |③328000|

    ①PCは備品(資産)で処理します。セッティング代(付随費用)は備品の取

     得原価に含めます。

    ②プリンター用紙代→消耗品費(費用)で処理。

    ③商品以外のものを購入したさいの代金後払い→未払金(負債)で処理。

    仕訳 : (備品)323000    | (未払金)328000

         (消耗品費)5000 |

 

 

という事で、本日はここまで。

次回も具体的事例より、証ひょうからの記帳を学びます。

 

ご一読を頂きまして、有り難うございました。

ご縁がありましたら、どうぞまたお越しくださいませ。