お勉強の回 ~税理士へのいばら道~ 第三回:簿記の基礎知識(前編)
こんばんは、santia5と申します。
今日は一日、雨が降ったり止んだりでグズグズした天気でしたね。
なんとか午後には息子を連れてサイクリングが出来ましたが、
風が強くてあまり長くはお散歩できず。
明日の午前中は天気が良さそうなので、しっかり出かけられるといいな~。
さて、今回はお勉強回の第三回でございます。
今回のテーマは【簿記の基礎知識】の前編。
基礎知識・概念をしっかり固めておくことが、
これから学ぶ内容をより定着させることにつながるはずと信じて、
しっかり学んで行きたいと思います。
①簿記とは・・・
企業(会社・店・個人事業主)の経済活動(商品の販売・給料の支払・光熱費や
広告費等の支払)を帳簿に記録し、報告する手段。
②簿記の最終的な目的とは・・・
帳簿に記録した経済活動を二種類の報告書にまとめて利害関係者に開示すること。
(1)利害関係者とは:企業との取引・経済活動に関係する相手先
例)金融機関・税務署・株主・従業員・取引先企業等
①貸借対照表:現金・建物・土地等の資産をどれだけもっているか、または
どれだけ借金があるかという財政状態を報告する為の書類。
②損益計算書:会計期間内にどれだけお金を使い、どれだけ儲けたのかまたは
損をしたのかという経営成績を報告する為の書類。
↓↓ ↓↓
結論:貸借対照表と損益計算書によって、企業の財政状態と経営成績を報告すること
※2:貸借対照表はビーエス(B/S=Balance Sheet)とも言い表される。
※3:損益計算書はピーエル(P/S=Profit & Loss Statement)とも言い表される。
③勘定科目とは・・・
企業が行った取引を仕訳という方法で帳簿に記録する際に使用する簡易表現用語。
↓→簡単な用語と金額のみで取引を表す方法。
④借方(かりかた)と貸方(かしかた)とは・・・
簿記では左側を借方、右側を貸方というのだそうです。
資産・収入にあたる記入が借方?賃金・費用にあたる記入が貸方?というイメージ。
⑤簿記の5要素とは・・・
「資産」「負債」「資本(純資産)」「収益」「費用」の5つ。
取引によって増減した要素を上記の5つに分類し、処理するのがルールである。
勘定科目(仕訳で帳簿に取引を記録する際に使用する表現用語)も、基本的に
簿記の5要素のいずれかに分類される。
ということで、今回はここまで。
次回は【簿記の基礎知識】の中編。
5要素それぞれが何を意味するのかについて学んでいきます。
ご一読を頂いた皆様、お時間を頂き有り難うございました。
ご縁がありましたら、またどうぞお越しくださいませ。